自律神経は、精神的な疲労だけでなく、

季節や天候、生活環境によっても、その働きに影響を及ぼします。

 

血行、呼吸、体温、ホルモン分泌などをコントロールし、

本能的な「快」「不快」という感情と関係しています。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの働きがあります。

朝活発に動きだし、昼間の活動やストレス、病気などに活性化する交感神経と、

夕方から活発に動きだし、消化や休息などリラックス状態に活性化する副交感神経。

どちらも偏りすぎないように、バランスをとりながら働いています。

 

自律神経が乱れるというのは、このバランスがとれなくなる状態です。

ストレス社会といわれる現代は、子どもであれ、大人であれ、

ほとんどが交感神経が常に高まっている状態に偏りやすく、

副交感神経の働きが弱まっていることが原因といわれています。

 

交感神経が優位になると、

動悸、血圧の変動、息切れ、

疲労感が増す、冷えのぼせ、

イライラ、不安感、眠れない…など、

なんとなく調子が悪いというサインが出てきます。

 

漢方では、自律神経の乱れは、

『肝』の働きが乱れていると考えます。

『肝』は、

血を貯蓄し、全身へ送りだす。

関節の動きをスムーズにする。

視力やピントなどの目の働きに関係。

巡りを促進する。

などの働きがあります。

 

この働きが滞ると

●イライラしやすい  ●脇腹や胸が張った感じがする

●便秘と下痢を繰り返す

●目が疲れやすい   ●老眼

●肩こりが強まる   ●足がつる

●月経痛が強まる   ●月経前の不調が強まる

●耳鳴り       ●眠れない

●のどの不調

●めまい

などの症状がでやすいとされます。

 

肝の働きを整えるためのファーストケアには、

ベルガモットやオレンジなどの柑橘系のアロマ芳香がおすすめ。

 

ベルガモットは、高い鎮静作用があり、

緊張が続いているような時には、ぜひとも!

オレンジは、甘さのある香りがリラックスを促し、

子どもや高齢者にも好まれます。

 

使用するアロマは、

鼻から入り、脳神経や血中に取り込まれてことからも、

有機栽培された成分を豊富に含み、

厳しい基準をクリアした精油を選んでください。

 

アロマは、単なるリラクゼーションだけでなく、

ストレスから起きる不調に、高い効果をもたらしてくれます。

お薬に頼らないために、

ぜひ積極的に取り入れて欲しいセルフメディケーションです!